「スパイたちが機密情報を巡って争う」という世界観の、かくれんぼベースのゲームです。授業課題としてグループで制作し、アプリを中心としたシステム全般を担当しました。
WebSocketによるリアルタイムなシステム
今回のアプリは、大学構内のような広い空間で、バラバラになって行うゲームにおいて、ゲームのキーアイテムでありながら、進行状況を共有するためのものでもありました。
授業課題で予算をかけられないなどの制約を踏まえ、フロントエンドのホスティングにはNetlifyを、WebSocketサーバーにはRenderを用いました。
超短期間での開発
アプリの制作にかけられる時間は1週間ほどでした。
UIを含めて可能な限り簡易的な実装で、快適に遊べる状態をなるべく早く作ることを念頭におきました。例えば、ルームの概念を実現するために、UUIDをQRコードを用いてクライアント側で共有し、共通のUUIDを持つクライアント同士でデータを同期する設計とするなど、UIとバックエンドを密結合にしながら進めました。
一般公開とこれから
このアプリを含むゲーム「Byte」は、はこだて未来展2024 FUN!tasistaにて展示されました。今後も一般公開が予定されており、安定性やユーザビリティ向上に向けて、引き続き取り組んでいきます。